武学館京都部は社団法人大日本武徳会に加盟しており、毎年大日本武徳会主催の演武祭(会場:京都市旧武徳殿)に参加しています。武学館の会派流派武術である形意和真流唐手道(徒手術)の演武披露を行っており、普段の稽古の成果を発表する場となっています。また他団体、他流派の武道を間近に見ることができ、とてもよい刺激を受けています。個人賞や団体賞も参加選手にとって励みになっており、毎年楽しみにしています。

 武学館高松部は、香川県だけでなく県外への演武会に参加しています。地元のコミュニティーセンターでの文化祭や古武道大会など積極的に参加しています。原則として少年部から一般部まで誰でも参加でき、毎年少しずつ参加者が増えています。演目もその都度試行錯誤しながら、バリエーションを変え、練習生たちにとってレベルアップにつながる機会となっています。(写真は、広島県厳島神社での演武大会の様子)

 形意和真流唐手道(徒手術)以外の武道を披露。武学館は上級者になると様々な武道に挑戦します。杖術や剣術は公式団体に加盟せず、武学館内での稽古が中心ですが、日ごろの稽古の成果を確認するためにも積極的に演武会に参加しています。大勢の武道関係者の前で演武することは、稽古にはない緊張感に包まれ、選手たちにとってよい経験となっています。

 武術性だけなく芸術性も加味したパフォーマンスを研究。コンサートなど武道団体以外が主催するイベントに武学館は参加します。平成29年12月10日(日)ウィンターコンサート(バレー発表会:北文化会館:京都)に特別参加しました。BGMを着け衣装も作って演武することは初めてです。今後は、会派武術の振興として武道業界の範囲を超えた活動も行っていきます。