古流(形意和真流唐手道)稽古のすすめ
武学館では、競技空手道(全日本空手道連盟規定の組手及び形試合・硬式空手道に準ずる組手)を少年部の主な稽古内容となっています。会派の昇級昇段については、形意和真流唐手道の規定形が審査内容となっています。この形意和真流唐手道(以下、古流)は、競技用の技と言うより護身術として学ぶことのできる武術であり、比較的初心者でも気軽に稽古に参加することができます。少年部から武学館で稽古してきた練習生にとって、古流稽古は今まで昇級審査で学んできた「形」が実際に使えるようになるので、新しい武術の世界を知るかもしれません。古流の技は、人間の体を素直に使って無理をしない稽古なので一般部で初めて武道を学ぶ方でも(それまで形稽古をしていなくても)、古流稽古の内容は簡単に理解できると思います。武学館では、少年部の稽古の中心は競技空手で心身の成長に寄与し、一般部では古流稽古で体力増進だけでなく、探究心を満足させることができるでしょう。